革製品に興味のある方々であれば、
腕時計をしている方は多いはずです。

腕時計には主に2種類のバンドが使われています。

現代では一番採用している時計が多い金属ベルトと、
シックな本革製(合皮含む)ベルトです。

話は逸れますが・・・

最近はApple Watchなど、スマートウォッチというジャンルで
カジュアルな腕時計の話題が熱いですが、
あくまでカジュアル寄りの腕時計であり、
ビジネスマンが仕事の際に装着する腕時計としては
浸透しないのでは、と言われています。

スイス製腕時計の老舗メーカーであるタグホイヤーも、
インテルとグーグルというビジネス界では強いメーカーと組み、
Android搭載の腕時計をリリースすると言われていますが、
こちらもあまり期待感が持てません。

長い腕時計の歴史を見てみると、腕時計は懐中時計(手巻き)に、
バンドを付けたという歴史・経緯があります。

実際に懐中時計や鉄道時計、航空時計を作っていたメーカーでは
今見るとサイズ感が悪い腕時計もラインナップされている時代がありました。

ですが、先人たちは毎日手巻きするという不便さを、
どうしたら解消できるだろう?と考え抜き、
現在も高級腕時計で多く使われる自動巻きを作り出します。
(1700年代から技術としてはあったが、懐中時計向きではなかったため普及せず)

そこからセイコーなどの日本勢による
クォーツ(水晶)腕時計の猛攻撃により、
今でこそトップクラスのブランド力を誇るOMEGAも
セイコーによって買収されそうになっていた過去がありました。

もちろん、セイコーは機械式腕時計でもグランドセイコー、
クォーツの超高級腕時計であるクレドールを擁しています。

更にはソーラー腕時計などはありますが、
ブランド力では、機械式腕時計を作り続けた
ブランドたちには後塵を拝しています。

ですので、Appleウォッチが今後日本国内で高級腕時計と認知されるのは
難しい(もしくは時間がかかる)のではないかと思われます。

話をマナーの話に戻しましょう

フォーマルな装い(結婚式やお葬式など)では、
メタルバンドの腕時計はNGと言われています。

ですが。

現在では、正直なところあまり気にする人はいません。

もちろん、金ピカの腕時計をしていたり、
バンドがブルーで真っ青の腕時計をしてしまうと
さすがに目立ってしまうので問題があります。

しかし、あなたも他人の腕時計を気にして
凝視したことはほぼないはずです。

他人の腕時計に対する興味なんてその程度です。

じゃあ、ビジネスでは好き勝手しよう!

私はOMEGAのシーマスターを愛用していますが、
腕時計のバンドを気分によって変えています。

購入して1年くらいは腕時計のベルト製造大手である
MORELLATO(モレラート)のクロコダイル製ベルト
AMADEUSを使用していました。

質感は非常に高く、型押しではないクロコダイルは
かなり満足できる見た目でした。

ですが、だんだん染色が抜けてきてしまい、
みすぼらしくなってしまったんですよね。

crocodile-reather

クロコダイル製の本革ベルト

写真は色抜けしていないところ

その次に購入したのは・・・

シャーク(サメ革)製のベルトです。

これはかなり丈夫で、水にも強く見た目もよく、
かなり気に入っています。

夏場は汗をかくので金属製ベルトですが、
冬は毎年シャーク製のベルトにしています。

shark-reather

サメ革(シャーク)の本革ベルト

サメは水の中で過ごす生き物なだけあって、
シャークレザーはかなり耐水性が高く、非常に強いです。

ということで・・・

気分でベルトを交換するというのもなかなか面白いものですよ。

あなたも見慣れてつまらなく見えてしまう腕時計のベルト、
気分転換に変えてみませんか?

交換方法や、購入する際にチェックすべきポイントについては後日解説します。

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