ココマイスターのプルキャラックシリーズ、
パルテノーペという二つ折り財布を購入しました。

長財布やラウンドファスナー財布で悩んでいる人も
参考になると思うので是非見ていってください。

ちなみに、ココマイスターの銀座一丁目店に
行って買ってきました。⇒その記事はこちら

⇒【せっかちさん用】プルキャラックシリーズを見てみる

ココマイスターのプルキャラックシリーズの特徴とは?

プルキャラックシリーズのキャラックとは、
時代を大航海時代にまでさかのぼります。

いわゆる大航海時代に作られていた船の種類を、
キャラック船、別名カラック船とも言いますが、
要するに15世紀頃に地中海で開発された船の事。

有名な船で言うと、
コロンブスが乗って新大陸を発見したサンタ・マリア号、
初の世界一周を果たしたスペインのビクトリア号です。

日本ではポルトガルから来訪していた船を南蛮船と言い、
これもまたキャラック船ですから歴史の授業で学んでいたり
キャラック船は意外と馴染みがある船ですよね。

男たちが野望を秘めて無謀とも言える挑戦、
そういったものを乗り越えていく意思が
プルキャラックシリーズには込められています。

【レビュー】プルキャラック パルテノーペの革質・品質は?

このプルキャラックシリーズに使われている
イタリア産のプルアップレザーNEVADAは、
本革の中でもやわらかい風合いが特徴です。

ココマイスターのプルキャラックシリーズの
革質はというと、やはりしっとりしている部類に入ります。

とはいえ、適度にコシ・張りがあるので、
ふにゃふにゃなのかというとそうではありません。

よく手に馴染む感じ、と言えば伝わるでしょうか。

プルキャラックシリーズは日々使うことによって色が変化する

日々使っていくことによって、
このシーアンビション(緑色)がもっと濃くなっていきます。

これは他色のナイトネイビー(紺色)はもちろん、
ブラウンシップ(こげ茶色)も同様です。

毎日使用していくことによって、
こすれたり手の脂を吸収、日焼けすることによって
どんどん色が濃くなるため経年変化が楽しめます。

これはココマイスター銀座一丁目店に行った時
経年変化したプルキャラックシリーズが飾ってあり、
どういう色になるかというイメージがわかりました。

プルキャラックシリーズは表面・裏面どちらも同じ本革を使用

何よりプルキャラック パルテノーペだけでなく、
プルキャラックシリーズの特徴は表と裏が同じ革なので、
イタリアのサンタ・クローチェ・スッラルノ産の
本革と同じものが使われているところ。

写真にもありますが、小銭入れの中も同じ本革なので
全体の統一がとれていて洗練されています。

中がヌメ革のブライドルもいいのですが、
違った良さがこのプルキャラックにはありますよね。

【レビュー】プルキャラック パルテノーペの手触り・手に持った印象は?

プルキャラック パルテノーペだけにとどまらず、
クラウディオやロンバルディアを持った時にも思いましたが、
「これは一生の相棒にぴったりかもしれない」と
思わせてくれる「何か」がプルキャラックにはありました。

本革も固すぎず柔らかすぎず、適度にコシを持ち
何年と使ってもへたれない強度を持っています。

縫製もしっかりしており、
裏面も表と同じ本革を使っているため、
長年使うために作られた財布と言っても過言ではありません。

【レビュー】プルキャラック パルテノーペのお手入れ方法は?

パルテノーペはオイルをたっぷり吸った、
イタリアのサンタ・クローチェ・スッラルノ産ですから、
やさしく乾いたタオルなどで乾拭きをしてあげればOK。

あとはクローゼットや引き出しの奥底に眠らせず、
しっかりと毎日つかってあげることが一番のお手入れです。

【レビュー】私がプルキャラック パルテノーペの購入を決断した理由

実はわたしの父が病気になってしまったので、
プレゼントで元気づけたいと思っていたところ、
ふと思い出したのがプルキャラックシリーズ。

男たちが大航海時代に困難と言われても、
無謀といわれても、それを乗り越える!という
イメージだったことを思い出しました。

病気といえば手術ももちろんあるので、
恐怖も不安を乗り越えてほしい!ということで
このプルキャラックシリーズを選びました。

私たちが生きるこの時代こそプルキャラックシリーズがふさわしい

現代は大航海時代ほどの生き死にがなくなったとはいえ、
受験戦争、就職活動、転職活動、出世競争などの競争ばかり。

最近では前評判が悪かったドナルド・トランプ氏が
アメリカ合衆国の大統領に就任もしました。

さらには英国がEUを離脱すると宣言したり、
最近の世の中は本当に変わり始めています。

ですが、わたしもあなたも、この世界をあと何十年と
生き抜いていかなければなりません。

だからこそ、使う財布ひとつで元気が出るなら
(値段は高いですが)安いものと言えるでしょう。

永年保証でしっかりほつれも直してもらえるから、
まさに10年20年は当然に使える財布です。

わたしも次に購入する財布は父と同じになりますが、
プルキャラックシリーズにしようと心に決めています。

この記事にたどり着いたこともきっと何かの運命です。
あなたもプルキャラックシリーズを手にしてみませんか?

⇒プルキャラック パルテノーペ(二つ折り)の詳細を見てみる

⇒プルキャラック クラウディオ(ラウンドファスナー)の詳細を見てみる

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