財布はほぼ毎日使っていることもあり、
あまりカビが表に出てきて全体を覆ってしまう
ということは少ないです。

しかし、バッグとなると1シーズンしまいっぱなし・・・
などによって、カビが全体に繁殖してしまい・・・
ああ!考えるだけで恐ろしい!

と言っても、実は私もカビが大繁殖してしまい・・・

実は去年の梅雨が終わった夏頃、
靴箱の中に入れている革靴が「カビてるなぁ」と
気付いてはいたものの、クリーニングせず
放置したままになっていたんですよね。

ちなみに、この記事で革底(ソール)の
メンテナンス方法を解説した時の革靴です。
この時はピカピカで綺麗だったのに・・・

【閲覧注意!】カビが大繁殖した革靴がどんな状態かというと・・・

サムネイル画像にもなっている写真ですが、
この本革も綺麗になりますので最後までお付き合いください。

正直、ここまでヒドいカビが全体を覆っているとは
まさか夢にも思っていませんでした。。。

カビが生えてるな~と思った時から、
モゥブレイのモールドクリーナー(防カビ&カビ除去剤)を
購入してはいたのですが、正直衝撃的です。

やっぱり梅雨の時期に履いた革靴や、
湿気がとりきれていない本革製のバッグは
しっかりメンテナンスをしないとダメですね。。。

もっとカビた本革の革靴に寄った写真

いや~、もうここまでカビが繁殖してしまうと、
もうダメかも・・・捨てようかな・・・って
なっちゃいますよね。

横から見ても最悪のカビカビ具合

横から見ると、ソールとかかとの部分が
どこで段になっているのか一目でわかりますね。

これが一発で綺麗になっちゃうんだから、
専用の薬剤ってすごいですよね~

ソールもこんなにカビが深く発生している

私も正直これをちゃんとクリーニングできるのかと、
心配になりましたが・・・ちゃんとできました。

なお、このクリーニング方法は私が行ったもので、
これを見た人が同じ方法でカビ除去を行っても、
必ずカビが除去されて綺麗になるものではなく、
更にそれを保証するものでもないことをお断りしておきます。

カビを除去するために用意するもの

カビ除去に必須なものの1つ目は豚毛ブラシ!


まずは豚毛のブラシを用意します。

そしてカビを除去したい本革の製品を持って、
家の外に出て、全体を擦ってカビを飛ばします。

この時、マスクをするなどして
カビを吸い込まないよう細心の注意を払ってください。
また、近くに洗濯物などがある場合も注意をお願いします。

カビ除去に必要なものの2つ目はモールドクリーナー!

M.モゥブレイのモールドクリーナー(カビ除去剤・防カビ)と、
それとなるべく毛羽立たない布や紙を用意してください。

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このモールドクリーナーを布や紙にシュッとひと吹きして、
まずは目立たない場所をフキフキとふき取ります。

そして本革に影響がなさそうであれば、
そのままコシコシと軽く擦っていきます。

今回の本革はガラスレザーだったので擦りましたが
もしソフトな本革の場合はこの限りではありません。

靴紐を外してあるほうがカビの除去後です

全体がカビまみれでしたが、
本革製の革靴がこんな感じで綺麗さっぱり
根深いカビが見事に除去できました。

ただ、ソールに関して言えば、あまり効果なし

右側がモールドクリーナーで拭いた後です。

乾いてガビガビ&カビで覆われた状態からは
かなりマシな状態になりましたが・・・

残念なら根深く生えているカビについては
完全に除去しているとは言いがたいです。

それでも、本革にがっつりと覆ってしまった
憎きカビをこれだけ退治できたので満足です。

カビの除去後はしっかりと保湿するなど、
通常の本革と同じようにメンテナンスを行ってください。

⇒本革のメンテナンス方法はこちら

本革のカビを除去する方法、いかがだったでしょうか?

しつこいようですが、
当サイトの情報を元にクリーニングをしたとしても、
完全に除去できるとは限りませんし、
何か問題が発生したとしても責任はとれませんので、
自己責任でお願いします。

でも、本当に本革が好きであれば・・・
こんな事態になる前にしっかりと
メンテナンスすべきですよね。

もしこの方法でもカビが除去できない場合は、
買い替えを考えるべきかもしれませんね。

当サイトでは10年、20年使えるバッグを紹介しているので、
もし買い替えを考えているならも↓の記事もあわせてどうぞ!

⇒10年、20年使える本革製バッグの選び方