いかに頑丈な牛本革といえども、保湿(メンテナンス)をしてあげなければ牛本革は輝きを失い、あまりに酷い状態だとひび割れが発生することもあります。
この点ではお手軽な合皮に唯一劣る部分ですね。
しかし、定期的なメンテナンスを欠かさなければ、10年、20年と長く使うことができる点が本革の利点です。
主なお手入れ方法
- ブラッシング
- 乾拭き
- 保湿クリームを塗る
では、お手入れのポイント、方法、メンテナンス用具について説明していきます。
ブラシを使ってブラッシング
ポイントは革の表面をなでるようにブラッシングし、皮脂やほこりを取り除きます。
デリケートな革には柔らかいブラシ、もしくは乾拭きのみでも大丈夫です。
(傷がついても責任はとれませんので・・・)
ブラッシングは多くても月1程度で大丈夫です。
オススメの素材は馬毛ブラシがやわらかく、デリケートな革にも使用できます。
メーカーはコロニルを買っておけば絶対に間違いありません。
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きれいなタオルで乾拭き
どこのご家庭にもあるタオルでも、きれいな雑巾でもかまいません。
本革を乾拭きするときにしみこんでいる汚れをふき取るため優しく乾拭きしましょう。
ポイントは、本革を乾拭きすると色移りすることがあるので、用意するぞうきんはやわらかい新品のぞうきんをオススメします。
本革ケア専用にしちゃいましょう。
これも、月1程度で大丈夫です。
3か月~半年に1回、保湿のためにクリームを塗る
これは、表面がどういう素材であるかを見極めることが大事です。
一概に牛本革といっても、なめし方がいろいろあるので植物のタンニンなめし、蜜蝋がしみ込んでいるブライドルレザー、表面が毛羽立っている本革スエード、表面がなめしてあるヌメ革などがあります。
リザードやクロコダイルなど、素材によってはクリームを塗ることによって表面のコーティングがダメになってしまうので、その場合は乾拭きをするだけにとどめておくとか、専用のメンテナンス道具を使用しましょう。